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映画「切腹」を観た

今日も爽やかな朝を迎えました。
湖面がキラキラと輝いて見えます。

①資産運用
 ほんと一昨日の下げは何だったんでしょう。
 株も、投信も先週末の水準に逆戻りです。
 2016年度 (4/19現在) 
  実現損益 評価損益 損益合計 前日比
 株式 12,499 -67,800 -55,301 42,200
 投資信託 -290,027 -105,606 -395,633 28,037
   FX① -23,670 129,641 105,971 2,899
   FX② 11,128 0 11,128 0
 合計 -290,070 -43,765 -333,835 73,136

 クウェートで石油労働者のストライキが発生し、原油相場が上昇した流れを受けてアジア・欧
 州株が概ね全面高、米国株にも買いが広がリましたが、昨夕の軟調決算を受けてハイテク株
 に売りが広がるなど、午後にかけて上げ幅を縮小し、NYダウは49ドル高で終わりました。
 ちなみにナスダックは19ドル安で引けています。

 日経平均は、前日の米株続伸や外国為替市場の円安・ドル高進行を受けて全面高の展開と
 なり、一時は約3週間ぶりに1万7000円を回復したが、円相場が強含み始めると上げ幅を縮め、
 32円高で引けました。

 また原油価格が持ち直すきっかけとなったクウェートでのストライキが終結したとのニュースが
 朝方に伝わり、米原油先物相場は時間外取引で1バレル=39ドル台に下落しました。

 今月のマーケットは原油価格と為替相場に一喜一憂しそうですね。
 
②映画「切腹」を観た
 昨日、昔観た映画「一命」を観ようとして、題名が分からず、ネットで、’竹光-切腹’と打って
 検索したら、「切腹」という映画が見つかり、Amazonプライムなら無料なので「一命」ではな
 く、「切腹」を初めて観た。A1OeXo5ENwjpg.jpg

 あらすじ(Wikipediaより)
 寛永7年5月13日、井伊家の江戸屋敷を安芸広島福島家元家臣、津雲半四郎と名乗る老浪
 人が訪ねてきた。
 
 半四郎は井伊家の家老である斎藤勘解由に「仕官もままならず生活も苦しいので、このまま
 生き恥を晒すよりは武士らしく、潔く切腹したい。
 ついては屋敷の庭先を借りたい」と申し出た。
 
 これは当時、江戸市中に満ち溢れた食い詰め浪人によって横行していたゆすりの手法であ
 った。
 このような浪人が訪れるようになった原因は、ある藩で切腹志願の浪人が覚悟を認められ、
 仕官が適ったという前例があったからであり、それがうわさとなり他の浪人達も同じ手を使っ
 て職を求めてくるようになったという経緯がある。
 
 当然諸藩はこれらの浪人を皆召し抱えることは出来ない。
 以後処置に困り、切腹志願者に対しては職を与えるのではなく表向き武士の覚悟を評価す
 るという名目で褒賞として金銭を渡すことで引き取ってもらっていた。
 藩は実際に切腹する気はないことは十分承知していたが、武士の情けを示したのである。
 
 しかしながらこのような浪人の出現がたび重なり藩としても対処に苦難するようになった。
 温情を掛けることが結果として、切腹志願の浪人を招きよせるという構図が出来上がってし
 まったのである。
 
 勘解由はこの悪循環を断つべく、先日、同じように申し出てきた千々岩求女という若い浪人
 を庭先で本当に切腹させるという挙に出た。

 ただし世間の倫理的批判を躱すために切腹志願者に対して、礼を尽くした対応をする必要が
 あると考え、求女を入浴させ、衣服まで与えた。
 その際求女に対し、一旦仕官が適いそうなそぶりをし希望を抱かせ、そのあと切腹に至らせ
 るという念の云った陰険さを示した。
 
 切腹に際し求女はいったん家に帰り戻り、切腹することを申し出たが、勘解由はそれを逃げ
 口実と解し、許さず直ちに切腹を命じた。
 実は求女には病気の妻子がおり、最後の別れを告げようとしていたのである。
 
 ここに至っては求女は武士の意地を通すために切腹する覚悟を決めた。
 だがもともと切腹する心積もり気はなかったので、腹を召す脇差を準備していなかった。
 千々岩求女は武士の魂である刀でさえ質草に出さねばならぬほど困窮し、携えていたのは
 竹光であった。
 
 しかしながら勘解由はその事実を知りながら、冷酷に竹光での詰め腹を切らせたのである。
 だがこの判断は世間からの倫理的な批判を招きかねない危険な処置でもあり、部下からも
 諌められたが、耳を貸さずあえて断行してしまった。
 結果としてこの判断の誤りが事を複雑にこじらせる原因となった。
 
 切れぬ竹光を腹に突き悶え苦しむ求女に介錯人の沢潟彦九郎は無慈悲にも首を落とす時
 間を故意に遅らせ死に至るまで壮絶な苦痛を与えた。
 勘解由の意を汲んで、藩士においてサディスティックな心理を共有する雰囲気が醸成されて
 しまったのである。
 
 だが、そのことに勘解由は良心の呵責を感じ、自分がした酷な判断を多少なりとも悔いていた。
 それゆえに今回は「勇武の家風できこえた井伊家はゆすりたかりに屈することはない」からと、
 そのいきさつを半四郎に語り聞かせて思いとどまらせようとした。
 
 だが半四郎は動じず、千々岩求女の同類では決してなく本当に腹を切る覚悟であると決意
 のほどを述べた。
 こちらの温情を受け入れない頑なな態度に勘解由は腹を立て、同じ過ちを繰り返すことにな
 ることを知りながら配下の者に切腹の準備を命じた。
 
 実は半四郎は求女の育ての親でありかつ娘の婿であり、求女が冷酷にも詰め腹を切らされ
 たことに遺恨を持っていたのである。
 半四朗にとって求女の帰宅の嘆願を拒絶したことは、勘解由がその場では事情を知る由も
 なかったため致し方なくもあると考えたが、竹光での切腹の強要については断じて許すこと
 のできないものであった。

 いざ、切腹の時となり、半四郎は介錯人に井伊家中の沢潟彦九郎、矢崎隼人、川辺右馬介
 を名指しで希望した。
 しかしその三名は奇怪なことに揃って病欠であった。
 介錯は誰か他の者で事を早々に片づけたい勘解由に、半四郎は、悪事を犯した罪人でない
 自身が請うた切腹である以上、介錯を指名するに道理有りとして拒否する。

 これに勘解由は異議を唱えられず、近しい配下を病欠三名の究明に走らせた。
 それを見越したうえで半四郎は、この切腹の背景となった衝撃的な事実を語りはじめた。
 
 三名は実は求女を死に追いやった者たちであり、それを知った剣の達人の半四郎によって
 復讐として髷を切り落とされていたのであった。
 武士にとって不覚にも髷を切られるのは万死に値し死を以て恥を雪がねばならないが、卑
 劣にも三名は命を惜しみ髷が生え揃うまで仮病を偽り出仕しないつもりであった。
 その経緯を知ると勘解由は井伊家の恥が世間に広まることを恐れ、部下に半四郎を取りこ
 め斬り捨てるように命じた。

 情け容赦もなく浪人の求女を竹光で切腹させ、かつ家臣が不覚にも髷を落とされたことが世
 間に知られれば、譜代といえども幕府よりおとがめを受けずにはいられないことを勘解由は
 知っていたからである。

 しかしながら半四郎は剣の達人であり、返り討ちに遭い多数の死傷者を出すに至った。
 結局半四郎は討ち死にしたが、上記の病欠の三名については、沢潟は切腹して果て、他の
 二人は勘解由によって拝死を受け、返り討ちによる傷者は手厚い治療を受けた。
 そして公儀には半四郎は見事切腹したとし、死者はすべてが病死として報告された。

 管理職の勘解由にとって最優先すべきことは組織(藩)の存続であり、武士道は建前に過ぎ
 なかったのである。
 だが勘解由の処置は結果的に適切で、井伊家の名誉は守られ、武勇は以前にもまして江
 戸中に響き、老中よりも賞讃の言葉を賜ったのであった。 

 キャスト
  津雲半四郎  仲代達矢 (俳優座)
  千々岩求女 石濱朗
  美保     岩下志麻
  沢潟彦九郎 丹波哲郎
  斎藤勘解由 三國連太郎(東映)

 1962年、松竹の社会派映画監督、小林正樹の初の本格時代劇映画。
 作品は白黒で、仲代達矢扮する津雲半四郎なる老浪人の重々しい語り口が重苦しさを一層
 醸し出している。
 
 求女の竹光で切腹する壮絶なシーン。
 それをまだまだと言って、無慈悲にも首をはねようとしない丹波哲郎演ずる沢潟彦九郎の
 残虐な場面がまた凄いです。

 半四郎は、屍となって我が家に戻って来た求女の竹光を手にして、我が身の大刀を握り
 「こんなものを大事にして、しがみついて…」と、武士の本質にはじめて気付く。

 息子の求女は妻子のために、とっくに武士にとって命より大事な刀を生活費にしていたのに…。
 娘たちの家族を援助しているとはいえ、決して刀だけは手放さなかった半四郎。
 その、思いと現実に武士道とは何なのかを知る。
 武士のプライドを冷静に探る名場面である。
 
 もう一つのクライマックスである最後の大立ち回り。
 半四郎が一人で井伊家の家臣三十余人と斬りあう。
 四人を切り殺し、八人に深手の傷を与える。
 半四郎は、屋敷の中を転げ回り傷だらけになりながらも徹底的に戦う。
 最後は井伊家の家宝である鎧かぶとを振り回し腹ばかっ割き、鉄砲に撃たれて絶命する。

 「切腹」のリメイク版である「一命」を観た時も凄い衝撃を受けたが、「切腹」に比べると少し
 「一命」は綺麗に演出され過ぎのような感じも受ける。

 「切腹」、これぞ本格時代劇と言える作品です。
 観た後、重いやるせない気持ちになってしまいますが、観たことがない方は是非観られること
 をお勧めします。
プロフィール

MotherLake1952

Author:MotherLake1952
大阪府出身、天秤座、O型。
定年退職後、MotherLake(琵琶湖)の畔にログハウスを建て、愛娘の柚子(トイプー、♀)と移り住む。訳あって、一人と一匹。
趣味、古いキャンピングストーブの収集、薪ストーブ、キャンプ、ナチュラルガーデン、カントリー(家、家具)、ロードレーサー、車、腕時計等々、そして元証券マンなのに何故か資産運用は苦戦中。

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